患者さん中心の医療と、科学的診断と新しい技術を提供いたします。

TOPICS

抗生物質の適正使用と、鼻処置の重要性について

2022.04.04

必要のない時に抗生物質を使いすぎると、薬剤耐性菌が増えて、抗生物質が本当に必要な時に効かなくなってしまう可能性があります。 風邪は上気道のウイルス感染であり、抗生物質はウイルスには無効です。 幼小児では、風邪の後に急性副鼻腔炎や急性中耳炎を起こすことがよくありますが、軽症なら抗生物質がなくても治ることが多いです。 抗生物質より大事なのは、咳や中耳炎の原因にもなる、鼻汁を吸引することです。 ....

野原で遊ぶハリネズミたち

2022.03.13

    エントランス(階段)の模様替え

最新の画像ファイリングシステム(3Z)を導入しました

2022.02.21

当院は開院時から3Zの画像ファイリングシステムを導入していますが、ファイリングシステムも年々進化しています。今回は開院以来5代目になりますが、最新の機種を導入しました。 今回の機種では、以下のようなことができるようになっています。 1 当院は咽喉頭の検査にハイビジョンの電子スコープを用いていますが、記録した動画を高画質のハイビジョンのまま保存でき、より正確な診断が可能になりました。 2 過去 ....

白虎

2021.12.29

エントランス(階段)の模様替え

顕微鏡で見ながら耳手術用の小さな鉗子で耳垢除去

2021.12.26

当院では、耳の処置や観察には必ず内視鏡か顕微鏡を用いています。 耳垢の掃除も、顕微鏡で見ながら、耳手術用の小さな鉗子で丁寧に除去しています。 嫌がって動いてしまう小さなお子さんでも、可能です。 当院では、鼓膜チューブ留置手術や鼓膜穿孔再生術などの手術も局所麻酔で行なっていますが、その技術と道具を耳垢の掃除にも活かしています。 ご家庭で掃除をしようとしてかえって押し込んでしまい、大量の耳垢が鼓 ....

鼻茸を伴う副鼻腔炎(好酸球性)の新薬デュピクセント

2021.12.26

鼻茸を伴う副鼻腔炎(好酸球性副鼻腔炎)には、ストロイドの内服と手術以外に、効果的な治療がなかったのですが、新しい治療法が開発されました。 デュピクセントという注射薬です。ステロイドにはさまざまな副作用の心配がありますが、デュピクセントには目立った副作用の報告はありません。 好酸球性副鼻腔炎では、感染、生活環境、アレルギーなどが引き金になって炎症が起きますが、この炎症に免疫細胞から作られる物質で ....

長びく子供の副鼻腔

2021.12.21

☆鼻汁を溜めたままでは、いくら薬を飲んでも効きません *鼻汁の中には細菌と大量の起炎物質が含まれています ☆鼻汁を奥の方までしっかり吸い取ることが大切です *副鼻腔炎の鼻汁は、主に鼻の奥に溜まる+粘り気が強い→鼻をかんでも出てこない ☆子供には“慢性副鼻腔炎”はほとんどなく、“急性”を繰り返しているのです。 しっかり鼻汁を吸引して、適切な薬を使えば、早く治すことができます 当院では、普 ....

Merry Christmas

2021.11.23

エントランス(階段)の模様替え

ユニコーンの森

2021.09.20

  エントランス(階段)の模様替え

子どもたちをアレルギーに苦しむ毎日から解放ー舌下免疫療法の開始年齢ー

2021.06.16

免疫療法は、アレルギーを根治させる可能性のある唯一の方法です。通常のアレルギー薬は、飲んだ時に症状を和らげるだけで、アレルギーそのものを治す薬ではありません。 舌下免疫療法には年齢の制限はありません。この先何十年もの間アレルギーに苦しめられ、症状を和らげるためだけのアレルギー薬飲み続けることを思えば、子供のうちに早く開始し、アレルギーに苦しむ毎日から解放してあげたいものです。 ただし、舌の下に ....