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診断、治療と難病申請の流れ

2020.12.31

難治性副鼻腔炎(好酸球性副鼻腔炎を含む)で当院に初めて受診をされる方は、通常の自動予約システムではなく、直接窓口(045-595-0560)に電話してください。

通常の自動予約あるいは直接予約なしで受診されますと、土曜日や連休明けなどの外来が混雑している日には、予備検査だけで帰っていただきだき、診断は後日となる場合があります。

 

1 問診:症状と気管支喘息、中耳炎合併の有無などを確認。

 

2 内視鏡:鼻茸の有無と程度、後鼻漏などを記録します。

 

3 においアンケートで、嗅覚障害の程度を判定します。必要があれば、嗅覚検査(open essence)を行います。

 

4 副鼻腔CT(コーンビームCT)を撮影します。

 

5 血中好酸球を見るため、採血をします。

 

6 検査の結果により、治療方針をご相談します。

 

中等症以上の方は、初めから内視鏡手術を目的で、病院をご紹介することがあります。

 

軽症の方や、中等症以上の方でも入院手術を希望されない方は、外来治療を行います。外来治療で経過不良の場合は、あらためて手術のご相談をします。

 

手術の後も、再発を予防するために、外来治療が必要です。

 

手術後再発してしまった場合は、デュピクセントという注射が適応になることがあります。