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咽頭癌・喉頭癌検診(喉頭電子内視鏡検査)

2018.06.15

咽頭は、鼻の奥の上咽頭、口を開けて見える中咽頭、食道の入り口に続く下咽頭に分けます。喉頭はのどの一番奥で、声を出すための声帯があり、また空気を気管に食べものを食道に、振り分ける場所でもあります。

 

のどは急性炎症もよく見られますが、癌ができることも稀ではありません。

 

喉頭と上咽頭、下咽頭は、口を開けても直接見ることができませんので、観察するためには内視鏡(ファイバー)を用います。

 

鼻内に局所麻酔のスプレーをした上で、鼻から内視鏡を入れます。最近は胃カメラも鼻から入れる病院がありますが、口から入れるより鼻から入れた方が、患者さんにとってずっと楽なのです。

 

当院では、内視鏡の先端にカメラがついた電子内視鏡を用いています。