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補聴器外来

2018.06.13

第1、3、5水曜日午後に補聴器外来を行っています

 

*話し掛けられた時、聞き返すことが増えた

*テレビの音が大きいと言われる

*銀行や病院の窓口などで、名前を呼ぶ声に気がつかない

*会議で人の発言が聞き取りにくい

 

このようなことがあったら、耳鼻咽喉科に相談してください。難聴の原因によっては、耳鼻咽喉科の治療で治ることもあります。

 

補聴器は認知症予防につながる

年齢による難聴など、治療で治らない難聴については、必要であれば補聴器の相談をします。補聴器を用いることで音による脳への刺激が増すと、認知症の予防にもつながると言われています。

 

補聴器は正しい機種の選択と調整が必要

難聴の程度や質は一人一人異なりますので、補聴器はメガネなどと違い、正しい機種の選択と調整をしないと購入してもよく聞こえません。また、難聴の方は、脳が音に対して敏感になっており、使い始めのうちは、補聴器で周りの音がうるさく感じられてしまうので、調整をしながら慣れていく必要があります。

 

難聴の診断

内視鏡や顕微鏡で耳の中を観察し、難聴の原因となる耳垢栓塞や、滲出性中耳炎、鼓膜穿孔などがないかを確認します。耳垢を除去したり中耳炎を治療するだけで、難聴が改善することも多いです。鼓膜の穿孔も程度が軽ければ、当院の外来で閉鎖手術をすることも可能です。

 

補聴器の適応について知るためには、通常の聴力検査の他に、語音による聴力検査も行います。補聴器の適応がある場合、ご都合のよい日(第1、3、5週水曜、午後2時〜4時)に補聴器外来の予約を取っていただきます。

 

補聴器外来初回

補聴器技能者が、使用目的使用環境などを詳しく伺い、補聴器の機種選択個々に合わせた調整、装用指導を行い、試聴のために補聴器をお貸出しします。

 

補聴器の点検・調整・決定

2週間ほどご自宅で補聴器を試していただき、再度補聴器外来を受診します。再調整や、必要に応じて貸出器種の変更を行います。

 

こうしてご自分に合う補聴器と調整を見つけていきます。ご自分に合った補聴器が見つかったら、ご希望の種類、金額も考慮して、補聴器を決定し、一人一人に合わせた音の調整を行って、補聴器をお渡しします。さらに装着練習、操作の説明やクリーニング・保管方法についてお話しします。

 

補聴器の金額は1台、BOX型38,800円〜、耳かけ型68,000円〜、耳穴型148,000円〜です。決して安いものではありませんが、補聴器は市販の集音器のような単に音を大きくする機械ではなく、一人一人に合わせた調整を行える一種のコンピューターです。また、代金には購入後の調整の費用も含まれます。

 

アフターケア

補聴器を使いはじめてしばらくは、これまで気づかなかった雑音が気になったり、違和感があったりすることもよくあります。そういう状況に合わせて微調整が必要です。購入後何回かは、そのために補聴器外来を再診していただきます。

 

その後も、補聴器の点検やクリーニング、耳の状態の変化に合わせた微調整などを行うために、必要に応じて年何回か補聴器外来を受診していただきます。