患者さん中心の医療と、科学的診断と新しい技術を提供いたします。

鼓膜画像ファイリングシステム

小児耳鼻咽喉科

当院では小児の受診時に毎回鼓膜の内視鏡写真を撮影してファイリング・システムに記録しています。

これにより、中耳炎を早期に診断して軽いうちに治したり、進行すると怖い先天性真珠腫のような病気を、何人も初期のうちに見つけることができます。

なぜ鼓膜内視鏡写真のファイリングが必要なのですか?

小さいお子さんは中耳炎を起こしやすく、痛みや難聴を訴えないため、保護者の方が気づかず、鼓膜を見て初めて中耳炎が分かることがしばしばあります。鼓膜の正確な様子は内視鏡でないと見えないし、小さな変化は毎回記録して比べないと分かりません。中耳炎を早期に診断したり、病気を見逃さないために、鼓膜内視鏡写真のファイリングは必須であると考えています。

鼓膜内視鏡検は費用が必要ですか?

費用はかかりません。当院では鼓膜内視鏡は、診察の一部として行っています。

急性中耳炎

 

細菌が鼻の奥にある耳管を通って、中耳に侵入するのが主な原因です。

風邪がきっかけになることが多く、熱、耳が痛いなどの症状が出ます。

小さいお子さんでは、はっきり症状が出ないこともあります。

不機嫌、夜泣き、原因不明の熱、耳をいじるなどが、中耳炎のサインです。

中耳炎は単純な病気ではなく、長引くことがあります。

急性中耳炎の悪化と改善

治りを悪くする因子

  • 年齢:0、1歳が最も耳が弱く、2歳以降はだんだん丈夫になります。

  • 細菌:抗生物質の効きにくい菌が増えています。

  • 季節:冬(風邪の季節)

  • 病気:副鼻腔炎、アデノイド

  • 環境等:集団保育、兄弟の風邪、親の喫煙

  • その他:口蓋製、ダウン症

家庭での注意点

  • 鼻汁を貯めない、すすらない(片方ずつやさしく鼻をかむ、親が吸ってあげる)

  • 寝ながらの授乳を避ける

  • 風邪を予防する(ご兄弟も含め、うがい、手洗い)

  • 風邪をひいたら、水泳はしない、おしゃぶりを避ける